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髪のパサつき・広がりが気になるときは?ヘアオイルの選び方と使い方

髪を乾かしたあと、毛先がパサついてまとまらない。朝は落ち着いていたのに、外へ出ると少しずつ広がってくる。そんなとき、手軽なヘアケアとして取り入れやすいのがヘアオイルです。

ヘアオイルは、髪につけることでツヤやまとまりを出しやすくするアイテムですが、傷んだ髪そのものを元の状態へ戻すものではありません。それでも、髪の表面をなめらかにし、摩擦を抑えながら扱いやすい状態に整えることには意味があります。

大切なのは、たくさんつけることでも、高価なものを選ぶことでもなく、自分の髪に合ったものを必要な場所へ使うこと。パサつきや広がりが気になる理由から、ヘアオイルの選び方、毎日の使い方まで順番に見ていきましょう。

※ この記事はPRを含みます

髪がパサついたり、広がったりするのはなぜ?

髪の毛は、外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」という構造を持っています。このうち、髪の表面を覆っているのがキューティクルです。うろこのように重なった構造をしていて、髪の内部を外部から守る役割を担っています。

健康な髪では、この表面が比較的なめらかに保たれています。ところが、毎日の洗髪やブラッシングによる摩擦、紫外線、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱、カラーやパーマなどの化学処理が重なると、毛髪表面は少しずつ変化していきます。

特にカラーやブリーチ、パーマなどを繰り返した髪は、表面の脂質が失われたり、キューティクルが傷ついたりすることで、水となじみやすい状態になります。すると水分の影響を受けやすくなり、髪同士の摩擦も増えやすくなります。

そのため、パサつきと広がりは必ずしも別々の悩みではありません。表面がなめらかさを失った髪は、乾いたときにツヤが出にくく、指通りも悪くなります。また、湿気を含んだときには一本一本の状態が揃いにくくなり、まとまりにくさや広がりとして感じることがあります。

一度伸びた毛髪は、生きた細胞のように自ら傷を治すことはできません。だからこそ、すでに伸びている髪については「治す」というより、これ以上負担を増やさないようにしながら、表面を扱いやすい状態に整えていくことがヘアケアの基本になります。

 

ヘアオイルがしているのは、髪を「整えて守る」こと

ヘアオイルをつけると、パサついていた毛先がまとまり、髪にツヤが出たように感じることがあります。これは、オイルやシリコーンなどの成分が毛髪表面を覆い、髪同士の摩擦を減らしたり、表面をなめらかに整えたりするためです。

ヘアケア製品によく使われるジメチコンなどのシリコーンも、こうした役割を持つ成分です。「シリコンは髪によくない」というイメージを持たれることもありますが、シリコーンそのものを一律に避ける必要はありません。毛髪表面をコーティングして摩擦を抑え、指通りやツヤを整える目的で広く使われています。

植物油もヘアケア製品ではよく使われます。ただし、植物油であればすべて同じように働くわけではありません。毛髪へのなじみ方や表面への残り方は油の種類によって異なり、製品としての使用感は、植物油だけでなくシリコーンやその他の成分を含めた処方全体によって変わります。

つまり、「植物由来だからよい」「シリコーンだから避けたほうがよい」と成分を一つだけ見て判断するより、髪につけたときの重さやまとまり方、指通りなどを含めて、自分に合っているかを見るほうが現実的です。

 

ヘアオイルは髪質と仕上がりで選ぶ

ヘアオイルを選ぶとき、まず考えたいのは「どんな髪に仕上げたいか」です。同じパサつきが気になる場合でも、軽くさらっとまとめたい人と、毛先までしっとり落ち着かせたい人では、使いやすい製品が違います。

髪が細く、オイルをつけるとすぐに重く感じる場合は、軽い使用感のものを少量から試すほうが使いやすいでしょう。反対に、毛量が多い、髪が太い、乾燥による広がりが目立つといった場合には、ある程度まとまりの出るタイプが使いやすいことがあります。

成分表示を見ることも参考になります。シクロペンタシロキサンなどの揮発性シリコーンをベースにした製品には、比較的軽い感触をつくりやすいものがあります。一方で、ジメチコンやさまざまな植物油などを組み合わせ、まとまりやツヤを意識して設計されている製品もあります。

ただし、成分表だけから実際の重さや仕上がりを完全に判断することはできません。同じ成分が入っていても、配合量やほかの成分との組み合わせによって使用感は変わります。香りも毎日使うものでは意外に大切なので、成分だけでなく、仕上がりや香りを含めて続けやすいものを選ぶとよいでしょう。

 

つける量よりも、つける場所を意識する

ヘアオイルを使って「べたついた」「髪がぺたんとしてしまった」という場合、製品そのものではなく、量やつける場所が合っていないことがあります。

洗い流さないトリートメントとして使う場合は、タオルドライした髪に少量をなじませてから乾かします。最初から髪へ直接つけるのではなく、一度手のひら全体に薄く広げ、乾燥やダメージが目立ちやすい毛先からなじませると、つけすぎを防ぎやすくなります。

毛先になじませたあと、手に残った分を中間部分へ広げるくらいでも十分なことがあります。根元まで同じ量をつけると、髪質によっては重さやべたつきが目立ちやすくなるため、まずは毛先を中心に考えると使いやすくなります。

乾いた髪にも使えます。朝のスタイリングで毛先の広がりを落ち着かせたいときや、ツヤを少し足したいときには、ごく少量を手のひらに広げてから必要な部分へなじませます。

適量は髪の長さだけでは決まりません。毛量や太さ、ダメージの程度、製品そのものの重さによっても変わります。表示されている使用量を目安にしながらも、最初は少なめにして、足りなければ少し足す。そのほうが失敗しにくい使い方です。

 

パサつきや広がりが気になる髪に、Emma/cocarneという選択肢

まとまりやツヤを意識してヘアオイルを選びたい人には、「Emma/cocarne(エマコッカーナ)ヘアオイル」も選択肢の一つです。

Emma/cocarneは、日本で製造されている60mLのヘアオイルで、洗い流さないトリートメントとしても、スタイリング用としても使えるようにつくられています。価格は3,630円(税込)です。

成分表示の最初にはシクロペンタシロキサンとジメチコンがあり、そのほかにイソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ツバキ種子油、チャ種子油、アルガニアスピノサ核油、アーモンド油、コメ胚芽油、アボカド油など、複数の毛髪ケア成分や植物油が配合されています。

特徴的なのは、糸を引くような粘りのあるテクスチャーです。メーカーでは100人の美容師と共同開発し、髪のまとまりやツヤ、使用時の操作性などを考えて設計したとしています。香りはフローラル調です。

成分構成から見ても、植物油だけでつくられたシンプルなオイルというより、シリコーンや複数の油性成分などを組み合わせたヘアケア製品です。パサついた毛先をまとめたい、乾燥して広がりやすい髪を扱いやすくしたい、仕上げにも使えるヘアオイルを一本持っておきたいという人は候補にしやすいでしょう。

反対に、髪が細く、ヘアオイルをつけると重くなりやすい人は、最初から多く使わず、少量から仕上がりを確認するのがおすすめです。ヘアオイルは配合成分だけでなく、髪質と使用量によっても印象が大きく変わります。

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髪を整えるために、オイルだけに頼らない

ヘアオイルを使うと、毛先のパサつきや広がりが落ち着き、髪を扱いやすく感じることがあります。ただ、毎日のヘアケアで大切なのは、オイルをつけることだけではありません。

濡れた髪をタオルで強くこすらないこと。ブラッシングで無理に引っ張らないこと。ドライヤーやヘアアイロンを必要以上の高温で長く当て続けないこと。紫外線やカラー、パーマなど、髪に負担がかかるものが重なっているときには、日々の扱い方を少し見直すことも大切です。

すでに伸びている髪を、化粧品によって生まれたときの状態へ戻すことはできません。それでも、摩擦を減らし、表面を整えながら、これ以上傷みにくいように扱うことはできます。

ヘアオイルは、そのために使える道具の一つです。髪質や好みは人によって違うからこそ、「たくさんつけるほどよい」と考えず、自分の髪が扱いやすくなる量と使い方を見つけていきましょう。

 

参考資料


日本毛髪科学協会「毛髪の損傷とヘアケア」 https://www.jhsa.jp/hair-skin-knowledge/hair-knowledge/hair-damage-care/
日本毛髪科学協会「毛髪の構造」 https://www.jhsa.jp/hair-skin-knowledge/hair-knowledge/hair-structure/
花王株式会社 ヘアケアサイト「キューティクルの傷み」 https://www.kao.com/jp/haircare/hair/3-2/

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