
アウェアファイとは?心理学に基づくメンタルケア特化AIで心をやさしく整える
日々の暮らしは、たくさんの情報や感情の揺れに満ちています。
「なんとなく気持ちが重い」
「仕事のストレスが、なかなか抜けない」
「誰かに話を聞いてほしいけれど、カウンセリングは少しハードルが高い」
そんなふうに感じることはありませんか。
心の疲れは、目に見えにくいものです。
まだ頑張れるからと後回しにしているうちに、自分が何を感じているのかさえ、わからなくなってしまうことがあります。
アウェアファイ(Awarefy)は、AIとの対話や感情記録、心理学に基づくワークを通して、日々のメンタルケアを支えるスマートフォンアプリです。
認知行動療法やアクセプタンス&コミットメント・セラピー、マインドフルネスなどの考え方を取り入れながら、自分の気持ちを言葉にし、心の状態を振り返る習慣づくりをサポートしてくれます。
誰かに相談するほどではないけれど、ひとりで抱え続けるのもつらい。
そんなときに、自分の心へ静かに目を向けるきっかけをつくってくれるアプリです。
この記事では、アウェアファイの特徴や主な機能、使い方、料金、安全に利用するための注意点をご紹介します。
アウェアファイとは?心のセルフケアを支えるアプリ

アウェアファイは、AIキャラクター「ファイさん」との対話をはじめ、感情記録、心理学ワーク、マインドフルネス音声などを利用できるメンタルケアアプリです。
公認心理師や心理学の専門家による監修のもと、早稲田大学人間科学学術院の熊野宏昭研究室との共同研究を通して開発されています。
Awarefyは2020年のリリース以来、2022年にはGoogle Play「ベスト オブ 2022」隠れた名作部門で大賞を受賞。2023年にはAIチャット機能を搭載し、2024年には現在のAIメンタルパートナー「ファイさん」としてリニューアルしました。日本経済新聞やNHK「おはよう日本」でも紹介されています。
アウェアファイの特徴は、AIが一方的に答えを与えるのではなく、問いかけや振り返りを通じて、利用者自身の気づきを支えることです。
気持ちを入力すると、ファイさんが内容を受け止めながら、感情を整理するための質問や、そのときの状態に合った心理学ワークを提案してくれます。
人には話しにくいことでも、AIとのやり取りであれば、自分のペースで言葉にしやすいことがあります。
心を無理に変えようとするのではなく、まずは今の状態を知ることから始められるのが、アウェアファイの魅力です。
メンタルケア特化AIとしての3つの特徴

心理学に基づいたセルフケア
アウェアファイには、認知行動療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー、マインドフルネスなどの考え方が取り入れられています。
認知行動療法は、出来事そのものだけでなく、その出来事をどのように受け止めたかに目を向け、思考や感情、行動の関係を整理していく方法です。
たとえば、仕事で失敗したときに「自分は何をやっても駄目だ」と感じた場合、その考えが事実と一致しているのか、ほかの見方はできないのかを丁寧に確かめていきます。
アクセプタンス&コミットメント・セラピーでは、つらい感情を無理に消そうとするのではなく、その存在を認めながら、自分が大切にしたい方向へ進むことを目指します。
マインドフルネスは、過去や未来へ向かい続ける意識を、今この瞬間の呼吸や身体感覚へ戻していく練習です。
アウェアファイでは、こうした心理学の考え方を、専門知識がなくても取り組みやすい形で体験できます。
自分のペースで気持ちを言葉にできる
心の内側にあるものは、言葉にするだけでも少し整理されることがあります。
けれども、相手の反応が気になったり、うまく説明できる自信がなかったりすると、誰かに話すこと自体が負担になる場合もあります。
アウェアファイでは、時間や場所を選ばず、自分のペースで気持ちを書き出せます。
すぐに結論を出す必要も、明るく振る舞う必要もありません。
AIとの対話を通じて、自分が何に傷つき、何を不安に思い、本当はどうしたかったのかを、少しずつ見つめられます。
記録を通して心の傾向を振り返れる
その瞬間の感情だけを見ていると、自分の心の動きはわかりにくいものです。
日々の気分や体調、出来事を記録していくことで、少しずつ自分なりの傾向が見えてきます。
睡眠が不足すると気持ちが落ち込みやすい、特定の仕事が続くと緊張が強くなる、散歩をした日は少し気分が軽くなる。
こうした小さな変化を知ることは、自分に合ったセルフケアを見つける手がかりになります。
アウェアファイの主な機能

AIチャット
ファイさんとテキストで会話しながら、悩みや気持ちを整理できる機能です。
つらかった出来事や、言葉にならないモヤモヤを入力すると、対話を通じて感情や状況を振り返る手助けをしてくれます。
会話の内容に応じて、呼吸法や心理学ワークなどが提案されることもあります。
ただし、AIチャットは医師や心理職による診断、治療、カウンセリングの代わりになるものではありません。
AIノート
用意された質問に答えながら、考えていることや感じていることを書き出す機能です。
頭の中だけで考え続けていると、同じ思考を何度も繰り返してしまうことがあります。
言葉として外に出し、AIからコメントやヒントを受け取ることで、少し距離を置いて自分の状態を見つめやすくなります。
AIじぶん分析
日々の会話や記録をもとに、思考の傾向や自分の強み、ストレスを感じやすい状況などを振り返る機能です。
自分では気づきにくい反応のパターンを知ることで、心が疲れやすい場面に備えたり、自分に合った整え方を考えたりしやすくなります。
AIによる分析は、あくまで入力された情報をもとにした参考情報です。自分の性格や状態を断定する診断として受け取らないようにしましょう。
認知行動療法に基づく5コラム法
アウェアファイでは、認知行動療法で用いられる「5コラム法」に取り組めます。
5コラム法は、出来事、感情、自動的に浮かんだ考え、その考えを支える根拠、別の見方などを順番に書き出し、自分の思考を整理していくワークです。
たとえば、上司から注意されたことで「自分は評価されていない」と感じたとき、その考えを支える事実だけでなく、ほかに考えられる可能性にも目を向けていきます。
無理に前向きな考えへ変えるのではなく、ひとつの見方に偏っていないかを確かめ、より現実に沿った捉え方を探すための方法です。
アウェアファイでは、ファイさんの案内に沿って一つずつ進められるため、5コラム法を初めて試す方でも取り組みやすくなっています。
マインドフルネス音声ガイド
アウェアファイには、瞑想、呼吸法、睡眠前のリラクゼーション、自然音など、300種類以上の音声コンテンツが用意されています。
数分程度で取り組める短いものもあり、通勤中や仕事の休憩時間、就寝前など、その日の生活に合わせて利用できます。
自分だけで瞑想を始めようとすると、何をすればよいかわからなかったり、集中できないことを気にしてしまったりするものです。
音声の案内に沿って進められるため、マインドフルネスを初めて試す方にも取り入れやすいでしょう。
コンディション記録
心と身体の状態を記録し、日々の変化を振り返る機能です。
記録が蓄積されると、気分の波や生活との関係を確認しやすくなります。
リマインダーを設定できるため、朝や就寝前など、自分が続けやすい時間に記録を習慣化できます。
コーピングリスト
コーピングとは、ストレスを感じたときに自分を支える対処方法のことです。
散歩をする、温かい飲み物を飲む、好きな音楽を聴く、深呼吸をするなど、自分に合った方法を登録しておけます。
気持ちが大きく揺れているときは、普段なら思いつく対処法も忘れてしまうものです。
あらかじめ一覧にしておくことで、つらいときにすぐ見返せます。
ルーティンと学習コース
心身の調子を支える行動を登録し、継続を記録する機能もあります。
さらに、認知行動療法やマインドフルネスなどについて、実践を交えながら学べるコースも用意されています。
知識を読むだけでなく、実際に記録やワークへ取り組むことで、自分の生活に取り入れやすくなっています。
アウェアファイの基本的な使い方

1.今の気持ちを入力する
まずは、ファイさんに今の気持ちや出来事を入力します。
きれいな文章にする必要はありません。
「疲れた」「理由はわからないけれど不安」「今日の会話が気になっている」など、そのままの言葉で大丈夫です。
2.対話しながら状態を整理する
入力した内容に対して、ファイさんから質問や応答が返ってきます。
やり取りを続けることで、自分が何を感じ、どの部分に引っかかっているのかが少しずつ見えやすくなります。
3.提案されたセルフケアを試す
必要に応じて、呼吸法、マインドフルネス、5コラム法などのワークが提案されます。
すべてに取り組む必要はありません。
その日の心身の状態や使える時間に合わせて、無理なく選びましょう。
4.記録を振り返る
感情や体調の記録を続けると、自分の変化や傾向を振り返れるようになります。
毎日完璧に続けることよりも、思い出したときに戻ってこられる場所として使うことが大切です。
料金プランについて
アウェアファイには、基本的な機能を無料で試せるフリープランと、利用できる機能が広がる有料プランがあります。
最初から有料プランを選ぶ必要はありません。まずは無料で使える範囲に触れ、対話の雰囲気や記録のしやすさが自分に合うかを確かめてから、必要に応じてプランを検討するとよいでしょう。
料金やプラン名称、利用できる機能は変更される場合があるため、申し込み前には必ず公式サイトやアプリ内の最新情報をご確認ください。
フリープラン
アウェアファイがどのようなアプリなのか、まずは気軽に確かめてみたい方のための無料プランです。
- 心と身体のコンディション記録
- 一部の心理学ワーク
- 一部の音声ガイド
- 一部の学習コンテンツ
利用できるAI機能などには制限がありますが、アプリの操作や基本的な使い心地を知るには十分な内容です。
毎日の記録を無理なく続けられそうか、音声ガイドを生活に取り入れられそうかを試しながら、自分との相性を見てみましょう。
ベーシックプラン
音声ガイドや学習コースを幅広く利用しながら、AI機能もセルフケアへ取り入れたい方に向いているプランです。
月ごとに利用する方法と、1年分をまとめて契約する方法が用意されています。
| 支払い方法 | 料金 |
|---|---|
| 月間プラン | 1,600円/月 |
| 年間プラン | 9,600円/年(月換算800円) |
毎月の負担を抑えながら長く使いたい場合は、年間プランの方が月換算の料金は低くなります。
ただし、続けられるかわからない段階で無理に年間契約を選ぶ必要はありません。まず短い期間で使い心地を確かめることも、大切な選び方の一つです。
AIパートナープラン
ファイさんとの対話やAIによる分析を中心に、アウェアファイの機能をより深く活用したい方のための上位プランです。
| 支払い方法 | 料金 |
|---|---|
| 月間プラン | 4,480円/月 |
| 年間プラン | 19,000円/年(月換算約1,583円) |
AIメモリーやAIじぶん分析、対話形式の心理学ワークなど、利用できる機能が広がります。
気持ちを記録するだけでなく、AIとの対話を重ねながら思考や感情の傾向を振り返りたい方には、選択肢の一つとなるでしょう。
一方で、すべての方に上位プランが必要なわけではありません。自分がどの機能を使いたいのかを確認し、利用頻度や料金とのバランスを考えて選ぶことが大切です。
利用可能な機能やAIの利用上限は変更されることがあります。契約前に、アプリ内に表示される最新の内容をご確認ください。
どのプランが自分に合うか迷う場合は、まずフリープランや7日間の無料トライアルから試してみるのも一つの方法です。
7日間無料トライアルを利用するときの注意点
アウェアファイでは、初めて対象の有料プランを契約する方に向けて、無料トライアルが用意されている場合があります。
無料期間中は、実際にAIとの対話や音声コンテンツ、心理学ワークなどを試しながら、自分との相性を確認できます。
ただし、無料トライアルは期間が終了すると自動的に有料契約へ移行する場合があります。
継続しない場合は、アプリ内やApp Store、Google Playに表示される更新日と解約期限を確認し、余裕を持って手続きを行いましょう。
申し込んだ日に、スマートフォンのカレンダーへ確認日を登録しておくと安心です。
アウェアファイを安全に利用するために
アウェアファイは、日々の感情整理やストレスケアを支えるためのセルフケアアプリです。
医師による診断や治療、心理職によるカウンセリングの代わりになるものではありません。
AIの応答は、利用者が入力した情報をもとに生成されます。内容が常に正確であるとは限らず、自分の状態を医学的に判断するものでもありません。
また、心に関する情報は非常に個人的なものです。
アウェアファイではプライバシーへ配慮した運営が行われていますが、入力する情報の範囲は自分でも慎重に判断し、利用前に最新のプライバシーポリシーや利用規約を確認しましょう。
気分の落ち込みや不安が長く続いているとき、仕事や学校、家事などの日常生活に大きな支障が出ているときは、アプリだけで抱え込まず、医療機関や専門家へ相談することが大切です。
アウェアファイが向いている人

自分の気持ちを言葉にして整理したい人
考えが頭の中を巡り続けているとき、書き出すことで気持ちの輪郭が見えることがあります。
誰かに話す前に、まず自分の中で整理したい方にも利用しやすいでしょう。
心理学に基づくセルフケアを試したい人
認知行動療法やマインドフルネスに関心はあるものの、ひとりでは始めにくい方にも向いています。
アプリの案内に沿って、少しずつ実践できます。
心と身体の変化を記録したい人
気分や体調を継続的に記録することで、生活習慣や出来事との関係を振り返りたい方に役立ちます。
短い時間でセルフケアを続けたい人
数分で利用できる機能も多いため、通勤中や休憩時間、就寝前などに取り入れられます。
まとまった時間を確保することが難しい方でも、自分の生活に合わせて使いやすいでしょう。
ここまで読んで、「試してみたい」と感じた方は、まずは無料の範囲から使い心地を確かめてみてください。
アプリだけに頼らず、専門家へ相談した方がよい場合
次のような状態にあるときは、アウェアファイだけで解決しようとせず、医療機関や専門機関へ相談してください。
- 自分を傷つけたい、消えてしまいたいという思いがある
- 強い落ち込みや不安が続いている
- 眠れない、食べられないなどの状態が続いている
- 仕事、学校、家事などの日常生活に大きな支障が出ている
- 医師から診断を受け、治療や服薬を続けている
- 専門家による直接的な支援が必要だと感じている
セルフケアは、専門的な支援と対立するものではありません。
必要な助けを受けながら、日々の状態を記録したり、呼吸法などを取り入れたりするために活用することもできます。
通院中の方や薬を服用している方は、利用について医師や薬剤師などへ相談してください。
利用者の感想から見えること
App Storeには、アウェアファイを日々の感情整理や生活の振り返りに活用している利用者の感想が寄せられています。
24時間いつでもAIと対話できることに安心感を覚え、やり取りを続けることで気持ちが落ち着きやすくなったという声があります。
夜の瞑想音声を生活に取り入れ、就寝前の時間を穏やかに過ごすきっかけになったという感想も見られます。
また、気分や体調を記録することで、心身の変化や生活のリズムを把握しやすくなったと感じる利用者もいます。
一方で、AIの返答が自分には合わない、機能を十分に使うには料金が高いと感じるなど、使用感には個人差があります。
利用者の感想は、効果を保証するものではありません。
無料プランやトライアルを利用し、対話の雰囲気や機能、料金を含めて、自分に合うかを確かめることが大切です。
自分の心に戻るための、小さなきっかけとして
心が疲れているときほど、自分のことは後回しになりがちです。
何がつらいのかわからないまま、今日を乗り切ることだけで精いっぱいになる日もあるでしょう。
アウェアファイは、悩みをすべて解決してくれるものではありません。
けれども、自分の気持ちを書き出し、立ち止まって振り返るための場所を、いつでも手元に用意してくれます。
大切なのは、AIから正しい答えをもらうことではなく、自分の内側にある声へ少しずつ気づいていくことです。
毎日続けられなくても構いません。
心が揺れたとき、疲れを感じたとき、自分を見失いそうになったときに、数分だけ戻ってくる。
その小さな習慣が、自分を大切に扱うことへつながっていきます。
アウェアファイが気になる方は、まず無料で利用できる範囲から、対話や記録の使い心地を確かめてみてください。
※本記事に記載している料金や機能は、2026年7月時点で確認された情報をもとにしています。料金、プラン名称、提供機能、無料トライアルの条件は変更される場合があります。申し込み前に、公式サイト、App Store、Google Playおよびアプリ内の最新情報をご確認ください。
※アウェアファイは、特定の疾病や障害を診断、治療、予防するための医療機器や医療サービスではありません。心身の不調が続いている方、治療中の方、薬を服用している方は、医師、薬剤師、心理職などの専門家へ相談のうえご利用ください。