
セルフケア用品の選び方|続けやすくするための補助ツール
セルフケアというと、睡眠を整える、生活習慣を見直す、気持ちを切り替えるなど、自分自身の状態に目を向けることが中心になります。
そう考えると、「わざわざ道具を使う必要はないのでは」と感じるかもしれません。
実際、セルフケアは道具がなくてもできます。休むことも、呼吸を整えることも、少し身体を動かすことも、それだけなら特別なものは必要ありません。
ただ、日常の中では「わかっているけれど、なかなかできない」ということがあります。休みたいのにスマートフォンを見続けてしまう。仕事が終わっても気持ちを切り替えられない。何か整えたいと思っていても、どこから始めればよいのかわからない。
そんなとき、セルフケア用品は「整えるための主役」ではなく、整えやすい状態へ移るためのきっかけとして使えます。
この記事では、何を買うべきかではなく、自分の生活の中でセルフケア用品をどう選べば続けやすいのかを整理します。
※本記事はPRを含みます
セルフケアに道具は必要か
セルフケアの基本は、自分が今どのような状態にあるのかに気づき、必要に応じて無理のない形で整えていくことです。
疲れているなら休む。体が固まっているなら少し動かす。考え続けているなら、いったん情報から離れる。こうしたことは、何も買わなくてもできます。
それでも、実際の生活では意志だけで切り替えるのが難しい場面があります。
「今日は早く休もう」と思っていたのに、気づけばいつもの時間までスマートフォンを見ている。仕事を終えたのに、頭の中ではまだ仕事を続けている。疲れているから何かしたほうがよいと思いながら、その「何か」を考えることすら面倒になる。
セルフケア用品が役立つのは、こうした場面です。
道具そのものに自分を変えてもらうのではなく、「これを使ったら休む」「この香りを使ったら仕事を終える」というように、行動を切り替えるための小さなきっかけにする。
そのくらいの位置づけにしておくと、セルフケア用品も生活の中へ入りやすくなります。
セルフケア用品の役割
行動を始めるきっかけになる
気持ちだけで「ここからリラックスしよう」と切り替えるのは、意外と難しいものです。
そこで、何か一つ行動を挟みます。温かい飲み物を淹れる。照明を少し暗くする。好きな香りを使う。アイマスクをつける。
行動と休息を繰り返し結びつけていくと、それ自体が「ここから休む時間」という合図になっていきます。
セルフケアにかかる負担を減らす
疲れているときほど、手間のかかることは続きません。
ストレッチを30分する、毎日特別な料理をつくる、細かな記録を続ける。どれもできればよいことかもしれませんが、それ自体が負担になればセルフケアとは言いにくくなります。
すぐに使えるもの、準備がほとんどいらないものを置いておくと、「今日は何もしたくない」という日でも取り入れやすくなります。
習慣の入口をつくる
セルフケアは、一度だけ特別なことをするより、日常の中へ小さく入っているほうが続きます。
たとえば、夜にハーブティーを淹れることをきっかけにスマートフォンを置く。アロマを使ったら仕事を終える。間接照明へ切り替えたら、眠る準備を始める。
道具を一つの合図として使うと、その前後の行動まで自然につながりやすくなります。
セルフケア用品の選び方
セルフケア用品を選ぶときは、「評価の高いもの」から探すより、今の自分が何を少し楽にしたいのかを先に考えてみましょう。
疲れをゆるめたいのか、考えごとから離れたいのか、夜の生活リズムを整えたいのか。目的が違えば、役立つものも変わります。
疲れが溜まっているとき|回復しやすい時間をつくる
疲れが強い日は、「何かを頑張って整える」より、これ以上刺激を増やさないことから考えます。
夜までコーヒーやエナジードリンクを飲む習慣があるなら、遅い時間だけノンカフェインの飲み物へ替える。それだけでも、セルフケアの一つになります。
温かい飲み物をゆっくり飲む時間そのものが、仕事や家事から少し離れるきっかけになることもあります。
ハーブティーやルイボスティーは、普段の飲み物と入れ替えやすく、特別な準備も必要ありません。大切なのは、その飲み物に特別な回復効果を求めることではなく、「これを飲む時間は少し休む」と決められることです。
たとえば、生活の木の有機ルイボスティーは、普段の飲み物として取り入れやすいタイプです。カフェインを控えたい夕方以降の選択肢として使えます。
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気持ちを切り替えたいとき|区切りをつくる
仕事が終わっても考えごとが止まらない。嫌なことがあったあと、何時間も同じことを思い返してしまう。
そんなときは、「気持ちを変えよう」とするより、先に行動を変えてみるほうが切り替えやすいことがあります。
香りも、そのきっかけとして使えるものの一つです。
仕事を終えたら香りを使う。休憩へ入るときだけ使う。寝る前だけ使う。使う場面を決めておくと、香りそのものより、その行動が区切りとして働きやすくなります。
ロールオンタイプは、ディフューザーの準備などが必要なく、使いたいときにすぐ香りを楽しめる点が便利です。
たとえば、ニールズヤードの「アロマパルス リラクセーション」は、手首や首筋などへ少量なじませて香りを楽しむロールオンフレグランスです。公式でも、ほっと一息つきたいときや忙しい時間の合間に使うアイテムとして紹介されているため、「少し休む」「ここで仕事を終える」といった行動の区切りにも取り入れやすいでしょう。
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生活のリズムを整えたいとき|環境から変える
生活習慣は、「今日から変えよう」と決めるだけではなかなか変わりません。
とくに夜は、明るい部屋で過ごし、スマートフォンやパソコンを見続けていると、仕事や活動の時間との境目が曖昧になりがちです。
そんなときは、自分を変えようとするより、周囲の環境を少し変えてみます。
夜になったら天井照明を消して、やわらかな間接照明だけにする。決まった時間になったらアロマディフューザーを使う。そうした変化が「そろそろ一日を終える」という合図になります。
たとえば無印良品のようなシンプルな間接照明は、部屋全体の明るさを落としたいときに取り入れやすいものです。アロマディフューザーも、香りを楽しむだけでなく、夜の時間を切り替える習慣として使えます。
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疲れのタイプ別に整理したセルフケアグッズの選び方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ 疲れを和らげるセルフケアグッズの選び方|目的別に整理する考え方
セルフケア用品でやりがちな選び方
高いものほど効果があると思ってしまう
セルフケア用品は、価格が高いほど自分に合うとは限りません。
どれほど機能が充実していても、準備が面倒で使わなくなれば生活には残りません。反対に、毎日自然に使えるシンプルなもののほうが、自分にとって役立つこともあります。
価格や機能を見る前に、「これを一週間後も普通に使っていそうか」と考えてみると、選び方が変わります。
流行やレビューだけで決めてしまう
評判のよいアイテムを見ると、自分にも必要な気がしてきます。
けれど、セルフケアはその人の生活や状態によって必要なものが変わります。朝から晩まで人と接している方と、一人で画面に向かって働く方では、休みたいものも違います。
人気があるかどうかより、「今、自分がどこで困っているのか」に合っていることのほうが大切です。
一度に揃えようとしてしまう
生活を整えたいと思ったときほど、あれもこれも必要に見えてきます。
ハーブティー、アロマ、照明、マッサージ用品、睡眠グッズ。一度に揃えると、その瞬間は満足しても、今度は「使わなければならないもの」が増えてしまいます。
まず一つだけ使ってみる。生活に残ったら、そのまま続ける。使わなくなったなら、自分には必要なかったと判断する。
そのくらいの選び方のほうが、道具に振り回されにくくなります。
アイテムそのものに変化を求めすぎる
セルフケア用品は、使っただけで睡眠や疲れ、気分の問題をすべて解決してくれるものではありません。
ハーブティーを飲んだから休めるのではなく、それを飲みながら少し仕事から離れられる。照明を変えたから眠れるのではなく、明るさを落とすことで夜の過ごし方を切り替えやすくなる。
道具が役立つのは、こうした小さな変化を起こしやすくしてくれるからです。
「これで整うはず」と期待するより、「整えるための手間を少し減らしてくれるもの」と考えておくほうが、無理なく使い続けられます。
まとめ|セルフケア用品は「整えやすくするためのもの」
セルフケア用品は、セルフケアそのものではありません。
眠る、休む、体を動かす、考えごとから離れる。そうしたことを日常の中で少しやりやすくするための補助です。
だからこそ、「何が一番よいか」ではなく、「今の自分は何をやりやすくしたいのか」から選んでみましょう。
夜の切り替えが難しいなら照明や香り。カフェインを減らしたいなら飲み物。何かを始めること自体が面倒なら、準備のいらないもの。
まずは一つだけ取り入れ、自然に生活へ残るかを見てみる。それくらいが、セルフケア用品との付き合い方としてちょうどよいのかもしれません。
セルフケアの基本的な考え方や、自分に合う方法を探したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ セルフケアとは?意味・基本・簡単にできる考え方をわかりやすく解説
→ セルフケアのやり方|自分に合った整え方の見つけ方と実践手順
参考資料
厚生労働省「休養・こころの健康」 https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b3.html
厚生労働省「こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」 https://kokoro.mhlw.go.jp/